普通の会社員が英語を勉強し始めた話。その2

英語

30歳という節目の歳をきっかけに英会話教室に通い始めた私。

そこは、週1回2時間のグループレッスン(グループの人数は5人以下)、講師はネイティブスピーカーで月謝1万円台というとてもとても良心的な教室でした(先生の中には日本語がほとんどできない人もいて、英語でコミュニケーションをとるしかない状況)。さらに、事前に連絡しておけば、無期限で振替レッスンも可能という素晴らしいシステムでした。

私のクラスは3人→2人とかなり人数が少なく、生徒1人1人が話す時間が多くありました。初めのころ「完璧な文章でなければ話してはいけない」と思っていた私は、聞かれた質問に超短文か単語で返事をしていくのがやっとでした。

ですが、何度かレッスンに通ううち、同じクラスのメンバーが日本語を織り交ぜたり(私の担当の先生は日本語がかなり堪能だったので)、英単語を並べていく形で何とか自分の言いたいことを伝えようとしていることに気づきました。先生もそれを否定することなく、「そういうときはこういう表現があるよ」「あなたが言いたいのはこういうことかな?」という感じで、英文を教えてくれるので、「あ。完璧じゃなくてもいいんだ!」と徐々に私の英語に対する壁が壊れていきました。

クラスのメンバーも素敵な人達ばかりで、数か月するうちに私も日本語交じり・単語を並べたような文章でどんどん会話に参加できるようになりました。
個人的には、まずここが大きなブレイクスルーポイントでした。英語が苦手という意識と完璧でなければならないという想いでがちがちだった英語への思いが変わった瞬間でした。

それから数年後、私は次の壁にぶちあたります…笑

その壁とは。。
そう、停滞。。。

英語への苦手意識がほぼなくなり、レッスンが楽しくなって、少しずつリスニングやスピーキング能力が向上してきたものの、私は「停滞」という壁にぶつかりました。

理由は簡単で、週1回2時間のレッスン以外で特に英語の勉強をしていなかったから。

レッスンのたびに出てくる意味がわからなかった単語や、新しく覚えた言い回しなどを、レッスン中は「家に帰ったら来週までに復習しなきゃなー」と思っているものの、面倒くさがりで怠け者の私は思っているだけで、実行しないまま次のレッスンを迎えるというループの中にいたのです。

そして、これではダメだ…と思っていたころ、新型コロナウイルスの流行がやってきたのでした。。

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